公共安全推進協会では、公共安全に関するガイドラインとそれを実行する人材を育成する中で一定基準を満たしたエキスパートを輩出するために資格認定事業を実施いたします。
群集マネージャー資格認定
当協会では、日本における群集マネジメント研究の第一人者である東京大学 大学院工学系研究科 西成活裕教授の監修のもと、群集の安全に携わるすべての人が群集マネジメント技術を身につけ、悲惨な群集事故を無くし、人々が集まる場所の安心と安全の向上に資する能力を認定する制度を創設しました。
東京大学 大学院工学系研究科
西成活裕 教授
背景
今日、大きなイベントで警備が行われ、様々な方法で群集の安全が守られています。しかし、その多くは経験と熟練者の知恵から来るものであり、科学的に体系化されていません。一方でAI関連技術の発展によりカメラ等の映像の分析精度が飛躍的に向上しています。
今後、大規模イベントの開催、メガシティ化や超高齢化社会を迎える中で、人々の安心と満足を達成する、科学的な群集マネジメント技術は社会の基盤となっていくことが予想されます。
群集マネージャーとは
多くの人々が集まる場で、群集の行動円滑化を支援し、人々に 安心 と 快適 をもたらす 予防安全活動 のこと。群集マネージャーは全体を俯瞰してステークホルダーをつなぎ全体最適 のマネジメントを行う エキスパートです。
期待される効果
当協会認定の群集マネージャーを大規模イベントや人が多く集まる場所の管理者に用いることで、質の高い安全予防を行うことができるため、以下のような効果をもたらします。
- 質の良い会場及び施設運営ための有効な手段として利用できます。
- 顧客、取引先、親会社、社会に対して信頼性をアピールできます。
- 標準化されたマネジメントスキルを群集マネジメントを置くことで群集環境の水準を一定レベルに維持できます。
- 共通のマネジメント基準を持つことで警備や運営のレベルを均一化できます。
特に、警備会社・イベント主催運営会社・大規模商業施設・交通関係・設計事務所・自治体・警察・消防など、人が集まるイベントの運営や警備、会場や施設の管理に携わる実務者の方々に、本制度の活用をお勧めします。
群集マネージャー資格認定の登録方法
ー 認定講座の受講について
群集マネージャーの資格を取得するためには、当協会の基準に従った知識習得が必要となります。当協会が認定の外部研修機関が実施する講座を受講してください。
ー 資格認定の登録申請について
指定講座受講後、下記フォームより登録申請を行ってください。
申請月の翌月末頃を目安に認定証と認定登録カードを郵送にて送付いたします。
ー 手数料について
認定及び更新には下記手数料が必要となります。
■ 認定手数料 5,500円(税込)
■ 更新手数料 11,000円(税込)※資格は3年ごとに更新となります。